人との食事が苦手だった話

不登校

こんにちは、やさプロのしょう(@yasapuro)です。

不登校だった時と今とで変わったことはなんだろうなと考えていて、思いついたことがあったので、記事にしていこうと思います。

基本的に他人の視線が気になってしまう性格で、不登校になってからそれが一段と強くなったような気がします。

いろいろな不安を感じながら生きていましたが、昔と今とで大きく改善したことがあります。それが会食恐怖症です。

人前で食べられなくなった私

診断を受けたわけではないですが中学生のときからです。

最初は家族と食事するのがなんとなくつらいなと思い始めて、わざわざ自分の部屋に持って行ってご飯を食べていたのですが、家族で外食したときに全く食べられなくなっていてびっくりしました。

めちゃくちゃ吐きそうになったので、何回もトイレに行って深呼吸をしてその場を凌いだ思い出があります。

誰かと一緒にご飯を食べることだけでなく、周囲に人がいるだけでも食べられないようになりました。

当時は親や周りの人には相談できなかったので、自分で抱え込んでしまって、1人でご飯を食べるようになりました。家族との外食にも付いていかないようになりました。

勇気を出してみた

高校生になってからは学校に通うようになったので、なんとかしないとと思いました。

自分でネットで調べていたら暴露療法が良さげだなと思いました。無理のない範囲でできるし、親や周りの人に不審がられずにできるからです。

そこで学食を使わずに、お弁当を持って行って教室で1人で食べることにしました。最初は半分食べられたらいい方だったのが、ちょっとずつ量を食べられるようになっていきました。

気分が落ち込んでいるときは、まったく食べられないこともありましたが、その時は飴を舐めて空腹を紛らわせていました。

高校生3年生の時に、学校で一番仲がよかった人に会食恐怖症のことを打ち明けて「少しの量をゆっくり食べるけど気にしないでね」と言って、人と一緒にご飯を食べる練習に付き合ってもらいました。

この人なら話しても馬鹿にされないだろうし、練習に付き合ってくれるだろうなと思って勇気を出して打ち明けました。

それからは、(メンタルの調子がいいときは)カラオケに行って一緒に軽食を食べたり、学食に行ってみたりして練習していきました。

外食が好きに

そんな練習を続けていて、今では周囲に人がいる環境でご飯を食べることに大分慣れてきました。

むしろ、仕事で疲れたときは美味しいものを食べに積極的に外食するようになりました。

今でもたまに、今日は人とご飯を食べられなさそうと思うときがありますが、そういうときは比較的食べられる麺類を選んだり、自分の部屋で食べたりしています。

メンタルの調子が良ければ、これも練習と思って、頑張って一緒に食べることもあります。

あくまで自分のペースで食事を楽しんでいます。

まとめ

毎日の食事が突然、苦痛になったときはビックリしました。

最初は周りの人に頼れませんでしたが、信頼できる人に打ち明けて練習に手伝ってもらうことで克服してきました。

相手が事情を知っていることが分かっていると、不安も軽くなって食べることが出来るようにもなったので良かったです。

後は、自分にできそうなことからスモールステップで挑戦していったのが良かったかなと思います。

最初のうちはカレーやラーメンなど自分の好きなものから他人と一緒に食べる練習をしていきました。

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